スポーツクライミング代表に選ばれた楢崎智亜選手。使っているシューズのことや肩甲骨が凄くて話題になりましたね。
今回は、楢崎智亜選手のシューズ、肩甲骨と身長体重についてまとめました。
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楢崎智亜が使用するシューズが判明!どこのメーカーを使用してる?
先日行われたスポーツクライミングの世界選手権において、複合の男子決勝で楢崎智亜選手が優勝しました。楢崎智亜選手はこの世界選手権優勝により、2020年東京オリンピック代表に内定しました。
近年注目され始めているスポーツクライミングの、国内トップクラスの選手である楢崎智亜選手はどのようなシューズを履いているのか。また、楢崎智亜選手がどのような選手なのかについてご紹介します。
使用してるシューズとメーカー
スポーツクライミングのトップ選手である楢崎智亜選手が現在、UNPARALLEL(アンパラレル)というブランドのレグルスというシューズを使用しています。
UNPARALLEL(アンパラレル)は「日常から非日常まで」というブランドコンセプトのもと、クライマーとバイクライダーのためのシューズを製造するカリフォルニアブランドで、2018年に日本に上陸した比較的新しいブランドとなっており、楢崎智亜選手だけでなく、多くのクライマーの選手も愛用しているクライミングシューズブランドとなっています。
楢崎智亜選手はこのシューズを使用する前は、FIVETEN(ファイブテン)というシューズを使用していました。しかし、FIVETEN(ファイブテン)の日本代理店が現行モデルを製造停止状態と判断し、後も品質が維持され継続生産される可能性が低いとみて、FIVETEN(ファイブテン)取り扱いを中止してしまったようです。
それをきっかけに楢崎智亜選手はシューズを変更したようですが、UNPARALLEL(アンパラレル)のシューズは、FIVETEN(ファイブテン)を長年作ってきた工場と職人の技術を駆使して作られたシューズらしく、近い系統のシューズとなっています。
楢崎智亜選手も自身のInstagramで、FIVETEN(ファイブテン)からUNPARALLEL(アンパラレル)にシューズを変えたことを報告しており、その投稿ではUNPARALLEL(アンパラレル)のシューズに対し念願のアンパラレルと言っており、楢崎智亜選手の愛着ぶりが伝わる投稿となっています。
スポーツクライミングは近年人気が上昇しているスポーツですし、国内トップ選手が使用するUNPARALLEL(アンパラレル)はこれから人気のブランドとなるでしょう。
スポーツクライミングシューズの特徴
ここで紹介しているスポーツクライミングシューズは見た目から一般的なスポーツ用のシューズとは異なっており、とても特徴のある形をしています。
スポーツクライミングは、15メートルの壁を上る速さを競う「スピード」、高さ4mの壁を制限時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」、制限時間内に高さ15m以上の壁のどの地点まで登れるかを競う「リード」の3種目があり、どの種目も壁につけられたホールドを駆使して壁を上っていきます。
このようなスポーツクライミングの特性から、スポーツクライミングシューズにはホールドを足で掴みやすくするために高いフィット感と靴底の柔らかさが主に重視され、他のスポーツシューズにはない構造をしています。
楢崎智亜の肩甲骨が凄い!
楢崎智亜選手がスポーツクライミングを競技しているところを見ると、その強靭な肩甲骨に目が向いてしまう人が多くいます。
スポーツクライミングにおいて、肩甲骨まわりの柔らかさは非常に重要になる部分といっても過言ではないですが、楢崎智亜選手の肩甲骨は他のスポーツクライミング選手よりもずばぬけて柔らかく強靭で、背中から突き出した肩甲骨はまるで羽のようだと言われています。
トレーニング方法
スポーツクライミングの国内トップ選手であり、2020年東京オリンピック日本代表にも内定した楢崎智亜選手は、さすがはスポーツクライミングの選手といえる引き締まった肉体の持ち主です。
そんな国内トップの技術を持ち、引き締まった肉体を保つ楢崎智亜選手のトレーニングは一風変わっており、アニマルフローと呼ばれるものをトレーニングに取り入れています。
アニマルフローとは野生動物の動きを取り入れたトレーニング方法で、体を柔らかくねじったり這いつくばったりなど、普段では人間がしないような野性的な動きをトレーニングで多く取り入れているようです。
スポーツクライミングでは体を支える筋肉だけではなく、日常生活では使わない動きや筋肉なども駆使しなければなりません。そのような競技をする中で、このアニマルフローが楢崎智亜選手の素晴らしい成績を支えています。
また、楢崎智亜選手のトレーナーとしてプロトレーナーの千葉啓史さんが専属しており、「チバトレ」と言われる千葉啓史さん独自のトレーニングにより、怪我の多かった楢崎智亜選手が怪我無くベストコンディションで競技に望めているようです。
フィジカルモンスターと呼ばれてる
モンスターフローやチバトレで鍛えた楢崎智亜選手は、その引き締まった肉体や競技中にみせる野生動物のようなしなやかな動きから、フィジカルモンスターと呼ばれており、スポーツクライミング選手の中でもずば抜けた肉体でも注目を集めています。
楢崎智亜の身長と体重は?
楢崎智亜選手の身長は170cmで体重は58kg。
身長170cmの平均体重がおよそ62kg前後といわれている中で楢崎智亜選手の体重はそれより約4kgも低く、しかも楢崎智亜選手の体はかなりの筋肉量があるようですし、どれだけ楢崎智亜選手の体が引き締まっているかがこの数字を見るだけでわかってしまいます。
体脂肪率が低すぎる
そんな楢崎智亜選手は、なんと体脂肪率を2パーセント前後という驚異的な数字でキープしています。
独自のトレーニングやマシンで鍛え上げられた結果、体脂肪率2パーセントという驚異的な数値をたたきだしており、自分の身体を支えるパワーだけでなく、柔軟性・瞬発力・持久力のある肉体が世界選手権優勝といった素晴らしい成績を残すことを可能にしているようです。
楢崎智亜がスポーツクライミングを始めたキッカケは?
現在では世界選手権で優勝し、2020年東京オリンピック日本代表にも内定し、国内トップ選手として活躍する楢崎智亜選手ですが、スポーツクライミングの競技を始めたのは小学5年生のときで、お兄さんの影響からスポーツクライミングを始めました。
それまでは体操競技などもしており、そこでのトレーニングなども現在のスポーツクライミングに活かされているようです。
スポーツクライミングの種目
スピードクライミング
スポーツクライミングの種目の中で最もスピード感があり迫力ある種目がこのスピードクライミングです。
スピードクライミングでは95度に前傾した高さ15mの壁のルートを2人の選手が登り、登りきる速さを競うスプリント種目となっており、壁を登っているとは到底思えないスピード感が魅力の競技です。
リードクライミング
リードクライミングは高さ12m以上の壁のルートを6分の制限時間の中で、どの地点まで登りきることができるかを競う種目で、スピードだけでなく持久力も重要となってきます。
ボルダリング
ボルダリングは高さ約3~5mの壁にある複数のコースを少ない回数でどれだけ登ることができるかを競う種目で、登る際のトライ数を考えなければならず、登るルートの判断力が重要になってくる種目です。
日本はスポーツクライミング強豪国
近年、スポーツクライミングの世界において日本の進化は他国の選手からも非常に注目されており、コースを読む分析力・決断力・危機管理力などが日本人選手の強みだと言われています。
スポーツクライミングの強豪国としては、ドイツ・フランス・イタリアなどがあげられますが、楢崎智亜選手などの活躍もあり、近年では日本も強豪国として重視される存在となっています。
楢崎智亜のプロフィール
名 前 | 楢﨑智亜(ならさきともあ) |
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生年月日 | 1996年6月22日 |
出身地 | 栃木県 |
最終学歴 | 栃木県立宇都宮北高等学校 |
身 長 | 170cm |
体 重 | 58kg |
趣 味 | 釣り |
所 属 | TEAM-au |
スポンサー | 株式会社KDDI |
IFSC クライミング・世界選手権 2019 複合 優勝
IFSC クライミング・世界選手権 2019 ボルダリング 優勝
楢崎智亜が使うシューズが判明!肩甲骨の秘密と身長体重を調査!まとめ
今回はスポーツクライミング選手である楢崎智亜選手の、世界選手権優勝を支えたシューズやその肉体についてご紹介しました。
羽のような肩甲骨をもち、フィジカルモンスターと呼ばれる楢崎智亜選手は23歳の若さで世界選手権に優勝し、オリンピック日本代表にも内定しました。
2020年東京オリンピックはもちろんのこと、今後の楢崎智亜選手の活躍に目が離せません。