2019年、新春の箱根駅伝にて優勝のゴールテープを切った東海大学の郡司陽大選手。
郡司陽大選手は、陸上の成績だけでなく実家が有名であることも注目されています。今回は、郡司陽大選手の実家や両親、兄弟について紹介します。
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郡司陽大(東海大)の実家はどこ?
郡司陽大選手の実家と検索すると「郡司豚」というキーワードができます。豚?と疑問に思う人が多いようですが、豚とは何のことなのでしょうか。「郡司豚」とは実家が経営している会社の豚の銘柄です。郡司陽大選手の実家について紹介します。
郡司陽大選手の実家は、栃木県那須塩原市にある「有限会社郡司義一商店」を経営しています。1974年に設立され、従業員が30名という養豚場では大きな会社です。郡司豚をはじめランドレース種・大ヨークシャー種・デュロック種など豚の放牧から、ハム・豚肉の販売までを手掛けているようです。
お父さんとお母さんの名前は分かりませんでしたが、有限会社郡司義一商店の代表者である郡司義貴さんが父親と考えられます。どちらにしても、郡司陽大選手は生まれた頃から豚に囲まれて過ごしたことには違いありませんし、郡司豚を食べて育ち、陸上選手として開花したことには変わりありません。
栃木県那須塩原市では知らない人がいないほどの大きな会社で、本人も宣伝している位なので、実家のことを誇りに思っているのでしょう。
郡司陽大(東海大)の実家はテレビに登場したことがある?噂の真相は?
「郡司陽大選手の実家はテレビに登場した」という噂がありますが、真相はどうなのでしょうか。
郡司陽大選手の実家で作られている「郡司豚」は2017年3月に日本テレビのお昼の番組「ヒルナンデス」に登場しました。「栃木県」のふるさと納税の品として登場しています。栃木県のさまざまなお店にも卸しており、郡司陽大選手本人も美味しいとSNSで紹介しています。
この他にも2019年1月7日に放送された「鶴瓶の家族に乾杯」という番組でも放送されています。この番組後人気になり、オンラインサイトで購入が困難だったようです。郡司陽大選手が箱根駅伝でゴールテープを切った効果もあり、売り上げは上々のようです。
また、遠方の人も購入できるようにネット販売もあります。
郡司陽大選手の兄弟は?兄も陸上をやっている噂は?
郡司陽大選手の実家が豚を飼育・加工している会社を経営していることは分かりましたが、郡司陽大選手に兄弟はいるのでしょうか。郡司陽大選手は3人兄弟の末っ子でお兄さんが陸上をやっていたそうです。詳しく見ていきましょう。
郡司陽大選手には、お兄さんが2人います。2人のお兄さん共に高校は栃木県立那須拓陽高校出身です。
1番上のお兄さんの名前は「郡司貴大さん」といって、現在年齢は6歳年上の27歳で、小森コーポレーションで陸上選手として活躍しています。大学時代は駒澤大学で箱根駅伝を走っています。
また、2番目のお兄さんの名前は3歳年上の「郡司真大さん」で箱根駅伝には走っていませんが、関東学院大学で陸上をしていたようです。この大学は陸上の名門校なので進学したことが考えられます。
その後、3人とも別の大学に進学しました。兄の後を追って大学に行く選択肢もあるはずですが、2人の兄とは違う東海大学に進学しています。
その理由は、郡司陽大選手が東海大学に進学した理由の1つは、小学生の時に当時東海大学の1年生だった村澤明伸選手が全日本大学駅伝で走る姿を見てからのようです。その14年後に憧れていた東海大学に進学し、陸上部として箱根駅伝のゴールテープを切り初の優勝に導いたことは努力もあったでしょうけれど、小さい頃からの夢を実現するのはすごいことですね。
郡司陽大(東海大)の兄弟仲がいいって本当?
郡司陽大選手は3人兄弟の末っ子です。郡司陽大選手の兄弟仲は良いようです。郡司陽大選手末っ子で甘えん坊のようです。大学進学後、親元を離れて嬉しいと思う人が多いですが、郡司陽大選手は「家族がいないから暇、寂しい」とホームシックと思わせるような発言をしています。
また、一番上の兄である「郡司貴大さん」は、箱根駅伝の経験者でもあるのでお互いの走りをコメントしています。ライバルでありながら、兄も弟も活躍が気になるのでしょう。
2020年の箱根駅伝は、ニューイヤー駅伝の翌日ですので、家族皆で郡司陽大選手が最後となる箱根駅伝を応援する姿が見られるかも知れませんね。
郡司陽大(東海大)が陸上をはじめたきっかけは?兄弟の影響もあるのか?
郡司陽大選手が陸上をはじめたのは、小学生からです。兄は3歳上と6歳上ですので2番目の兄とは小学校時代が被りました。兄2人も陸上選手であり、陸上をしていることから小さい頃から3人で走っていたのでしょう。
小さい頃の3歳・6歳上は足の速さに差がついたはずですから、兄2人の後を泣きながら追いかけていたのが想像できます。その影響もあってか、2人の兄からしても郡司陽大選手は甘えん坊のようです。甘えん坊と言えるということは、兄2人も弟に甘いのでしょう。
その影響もあり、練習に打ち込める大学では遊ぶところが少ない東海大学を選んだと言われています。寂しがり屋でもある郡司陽大選手は、あえていばらの道を選んだ訳です。このことが精神力の強さを生んだのでしょう。
今でも兄2人とは仲がよくお互いを気にかけているようです。
郡司陽大(東海大)の進路は?兄弟の襷リレーの可能性も…
郡司陽大選手をはじめ、東海大学で初優勝に貢献した選手たちのことを「東海大学黄金世代」と呼ばれています。その中でも、郡司陽大選手の選手は黄金世代のメンバーと異なる小森コーポレーションを進路に選んだと言われていますので、他の選手と比較する上でも東海大学黄金世代の進路を紹介します。
・郡司陽大選手:小森コーポレーション
・館澤亨次選手、鬼塚翔太選手、松尾淳之介選手:DeNA
・阪口竜平選手、關颯人選手:SGH
・中島怜利選手:大阪ガス
・西川雄一朗選手:住友電工
・髙田凛太郎選手:プレス工業
・羽生拓也選手:トヨタ紡織
・本村理来選手:愛三工業
上記のように他の選手は陸上の強いDeNAやSGHを選んでいるのに対し、郡司陽大選手ただ1人、小森コーポレーションに就職します。
小森コーポレーションの陸上部は名門チームとまではいきませんが、2019年8月の十和田八幡駅伝全国大会で優勝するなど、徐々に成長してきているチームです。郡司陽大選手が小森コーポレーションに入社を決めた理由には以下の理由が考えられます。
・兄(郡司貴大選手)が所属するチームであること
・小森コーポレーションの拠点が茨城県つくば市にあり実家に近いこと
一番の理由は、兄が所属するチームであることでしょう。年齢が6歳離れているので、これまで同じチームに所属して陸上をすることはありません。一緒に陸上をしたいと思ったことが最も関係していると考えられます。
また、兄が所属しているからこそ、どのような練習をしているか、陸上に対するチームの方針が分かりやすかったのでしょう。
実家に近いことも小森コーポレーションを選んだことの1つと言われています。プロフィールで家族が宝物と答えていますので、家族の近くで陸上をしたいのもあるのでしょう。
東海大学は東京でしたので、東京に比べると小森コーポレーションは実家に近いですね。今後、兄弟で駅伝を走る日が来るかもしれません。
郡司陽大(東海大)のプロフィール
郡司陽大選手はどのような選手なのでしょうか。プロフィールを紹介します。
名 前 | 郡司 陽大(ぐんじ あきひろ) |
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生年月日 | 1997年4月3日 |
身 長 | 161cm |
体 重 | 52kg |
出身校 | 東海大学 |
郡司陽大選手は、中学から陸上をはじめ中学時代より陸上で成績を残し、栃木県の駅伝大会で区間賞を獲得しています。高校は栃木県立那須拓陽高校に進学し、全国駅伝大会にて区間4位を受賞。名門の東海大学に進学しています。
大学3年次に箱根駅伝の10区でゴールテープを切り、東海大学初の優勝に貢献しています。4年次の今年、前半は怪我に苦しみましたが、最後の箱根駅伝で期待される選手の1人です。
まとめ
2019年の箱根駅伝で、初優勝のゴールテープを切った郡司陽大選手。黄金世代の1人と言われ、4年生になり最後の箱根駅伝の2連覇を達成するために活躍が期待されます。
そんな郡司陽大選手を支えていたのは、家族の力が大きいでしょう。身体づくりに貢献したのは実家の養豚場でもある「郡司豚」でしょう。
しかし、2019年シーズンは怪我をして十分に成績を残していません。本人は焦っていないようですので、心配はしていませんが怪我を十分に治し箱根駅伝、今後、兄と同じチームでの活躍を期待したいです。