アメリカで大人気になり、日本でも数多くの種類が発売されているモンスターエナジー。モンスターエナジーにはどのような効果があるのでしょうか。
そしてモンスターエナジーを飲むうえで気になるのはカフェインの量です。カフェインは摂取しすぎると身体に悪いとも言われています。他のドリンクのカフェイン量とも比較しながら、モンスターエナジーを1日に摂取してよい本数を紹介します。
Contents
モンスターエナジーにはどんな効果がある?効果時間は?
モンスターエナジーには以下のような成分があります。
モンスターエナジーでは、主に、覚醒作用や疲労回復、美容や滋養強壮に効果があります。特に眠たいときや元気がない時に栄養ドリンクとしてモンスターエナジーを飲むと効果があると言われています。
効果時間はどうなのでしょうか。モンスターエナジーの効果は人によって異なりますが、空腹時は30分程で実感し、食後に摂取すると60分程で効果を実感します。
空腹時に摂取すると実感する時間は早いですが、カフェインが含まれているため、胃痛を訴える人も少なくありません。なるべく食べ物を摂取したあとに飲むことをおすすめします。
また、モンスターエナジーの効果は6~8時間です。効果持続時間を考えてモンスターエナジーを摂取するとよりよい効果を実感できます。
モンスターエナジーでカフェイン中毒になるか?カフェインの副作用は?
モンスターエナジーを摂取する際、心配になるのがカフェイン中毒です。カフェインの過剰摂取は身体に影響があると言われています。カフェインは1日最大でどの位まで摂取してよいのでしょうか。カフェインの1日最大摂取量と具体的な副作用について紹介します。
カフェインの1日摂取量の上限と副作用は?
カフェインの1回の最大摂取量と1日の最大摂取量の上限は、欧州食品安全機関(EFSA)にて以下のように定められています。
・健康な成人:短時間で200mg、1日当たり400mg
・妊婦や授乳中の女性:1日当たり200mg
この量を越えると、カフェイン中毒の恐れがあり、体調が悪くなります。カフェインを過剰摂取すると以下のような急性中毒が起こります。
- 心拍数の増加
- 呼吸数の増加
- 胸痛
- めまい
- 興奮
- 下痢
- 吐き気
- 不眠
急性中毒で救急搬送されたケースは多いですが、急性中毒だけでなく最悪の場合、死に至ることもあります。致死量については個人差は有りますが、一般的には5000mg~10000mgで死に至る可能性があります。カフェインの過剰摂取は命まで取りかねない危険なことです。過剰摂取せず、適切な量を摂取しましょう。
モンスターエナジーと他のドリンクのカフェイン量比較!
モンスターエナジーと他のドリンクはどのくらいカフェインの量が違うのでしょう。人気の6つのドリンクで比較していきます。
- モンスターエナジー
- レッドブル
- メガシャキ
- リポビタンD
- アリナミンV
- キリンファイア挽きたて微糖
モンスターエナジー
モンスターエナジーは、アサヒ飲料から出された飲料水です。1本の内容量は、355mlと500ml、15ml(355 mlのモンスターエナジーを成分量と同じ)、160ml(コンビニエンスストア限定)の4種類があります。
一般的に多く発売されているモンスターエナジー355mlのカフェイン量は、約128㎎です。このことから、健康な人がモンスターエナジー35ml、150ml、160mlを1日に摂取できる本数は2~3本、500mlは2本となります。
また、妊婦や授乳中の人は350ml、155ml、160mlは1本、500㎖は飲まない方が良いようです。
レッドブル
レッドブルは180ml、250ml、330mlの3種類あります。多く販売されている250ml1本あたりのカフェインの量は75mlとモンスターエナジ―よりもカフェインの量が少ないです。
健康は人は250mlであれば1日に5本、短時間で3本以上飲もうと中毒になります。女性は250mlであれば2本未満の飲用がおすすめです。
メガシャキ
眠気を覚ますドリンクと言われるメガシャキですが、100mlのみ販売されています。メガシャキ1本あたりのカフェイン量は100mlと1本あたりのカフェイン量の中で最も多い量です。
健康な人で1回に摂取する量は2本未満でなければなりませんし、1日あたり4本未満でなければカフェイン中毒になる可能性があります。
リポビタンD
栄養ドリンクとしてCMでも有名なリポビタンドリンクですが、1本の容量は100mlと他のドリンクに比べて少なめですので飲みやすいサイズになっています。
リポビタンDの1本当たりのカフェイン量は100mlと少ない量で多量のカフェインが含まれています。健康な人で1回あたり4本、1日あたり8本と他のものに比べて多く飲用できますが、多量摂取は危険ですので注意しましょう。
アリナミンV
錠剤などもあるアリナミンVのドリンクです。アリナミンVの容量は50mlです。アリナミンVのカフェイン量は1本あたり50mgとドリンクの中で最も少ない容量です。しかし、カフェイン量は50mgと容量が少なくてもカフェインの量が多くなります。アリナミンVは健康な人であれば1回に4本未満、1日に8本未満の摂取をしましょう。
キリン ファイア 挽きたて微糖
最後は、コーヒーの中でも人気の高い、キリンのファイア挽きたて微糖です。ファイア挽きたて微糖は、100mlの容量です。1本あたりのカフェイン量は70㎎となっています。
このコーヒーは健康な人は1回で3本未満、1日あたり5~6本となります。コーヒーを1日に3杯以上摂取する人は多いですが、大量の摂取は危険ですので注意しましょう。
エナジードリンクの中で1本あたりのカフェイン摂取量が最も多いのは内容量の関係もありますが、モンスターエナジーです。
100mlあたりのカフェインの量は、メガシャキが最も多いです。エナジードリンクはカフェインの量が多いので、飲用量に注意しなければならないですが、モンスターエナジーは他のドリンクに比べても1本で十分に効果があるようです。
モンスターエナジーカフェインどんな効果が?他のエナドリと比較!まとめ
モンスターエナジーカフェインにどんな効果が?他のエナドリと比較まとめについて以下のことがわかりました。
- モンスターエナジードリンクには覚醒作用や疲労回復、美容や滋養強壮に効果がある
- 30分から1時間で実感し6~8時間持続する
- カフェインの1日最大摂取量は健康な人であれば400㎎、授乳中、妊娠中は200㎎
- モンスターエナジーの355ml、160ml、155mlあたりのカフェインの量は128㎎
- エナジードリンクの中でモンスターエナジーが1本あたりのカフェイン量が最も多い
モンスターエナジーは、覚醒作用や疲労回復の効果があるエナジードリンクです。30~60分で効果を実感でき、6~8時間で効果が表れます。
しかし、カフェイン量が1本あたり132㎎あるので大量摂取には注意が必要です。健康な人で355mlを1回に2本未満の摂取すること1日に2~3本の摂取にとどめておかなければ急性カフェイン中毒になる可能性があります。適切な量を飲み、疲労回復につとめましょう。