コンビニエンスストアなどでよく見かけるようになったエナジードリンクですが、どのエナジードリンクが自分に合うのか悩む人は少なくありません。
今回は、エナジードリンクの中で人気のレッドブルとモンスターエナジーの違いを比較しながら紹介します。この記事を参考に自分に合ったエナジードリンクを探してください。
Contents
モンスターエナジーとレッドブルの違いは?成分比較!
まず、モンスターエナジーとレッドブルの成分はどのようになっているのでしょうか。紹介します。
成分(100mgあたり) | モンスターエナジー | レッドブル |
アルギニン | 125㎎ | 120㎎ |
エネルギー | 50kcal | 46kcal |
カフェイン | 36㎎ | 32㎎ |
カルニチン | 29㎎ | |
脂質 | 0g | 0g |
たんぱく質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 13g | 10.8g |
ナイアシン | 8.5㎎ | 3㎎ |
ナトリウム | 78㎎ | 80㎎ |
パントテン酸 | 2㎎ | |
ビタミンB2 | 0.7㎎ | 0.09㎎ |
ビタミンB6 | 0.8㎎ | 2㎎ |
ビタミンB12 | 1~6μg | 2μg |
Dリボース | 125㎎ | |
高麗人参 | 82㎎ |
モンスターエナジーとレッドブルの違いは、モンスターエナジーのみに疲労労回復効果のあるDリボース、ダイエット効果が期待されるカルニチン、疲労回復や皮膚改善などさまざまな効果改善に期待ができる高麗人参が含まれています。
一方、レッドブルはエネルギーの代謝を助けるパントテ酸が含まれています。また、エナジードリンクの内容量に関してレッドブルは、185mlと250mlなのに対し、モンスターエナジーは355mlと内容量がちがいますので、実際は1本で1.5倍近くの違いがあります。
モンスターエナジーとレッドブルはどっちがカロリー高い?
次に気になるのはカロリーです。モンスターエナジーとレッドブルの100㎎あたりのカロリーは以下の通りです。
- モンスターエナジー:42kcal
- レッドブル:46kcal
100㎎のカロリーはレッドブルの方が高いです。しかし、1本の内容量が違います。モンスターエナジーの一番定番の内容量は355mlで、レッドブルは185mlです。このことから、1本当たりのカロリーは以下の通りになります。
- モンスターエナジー(355ml):150kcal
- レッドブル(185ml):85kcal
1本飲むとモンスターエナジーの方がレッドブルの約1.8倍カロリーが高くなります。カロリーが高いと太りやすくなりますので、カロリーを考えるのであれば1度に1本飲まないか、レッドブルの方がおすすめです。
モンスタエナジーには、160mlも発売されています。モンスターエナジーは炭酸が魅力ですが、1度開けてしまうと炭酸が減ってしまいます。モンスターエナジーの味を最後まで楽しみたいのであれば、小さいサイズを飲む方がおすすめです。
モンスターエナジーと栄養ドリンクは何が違う?
モンスターエナジーとレッドブルの違いは分かりましたが、この2つとよく比較されるのが栄養ドリンクです。本来、日本ではリポビタンDなど栄養ドリンクしかありませんでした。モンスターエナジーと栄養ドリンクの違いを紹介します。
「タウリン」が含まれているか否か
モンスターエナジーと栄養ドリンクの違いは、タウリンの有無です。タウリンとは、肝臓の働きを活発にする機能が含まれています。タウリンが含まれているものが栄養ドリンクで含まれていないものがモンスターエナジーを含むエナジードリンクです。
また、このタウリンが含まれている栄養ドリンクは医薬部外品とよばれ、厚生労働省の認可を受けている有効成分が含まれています。モンスターエナジーはタウリンが含まれていないため清涼飲料水の1つとして分けられます。
以前は、栄養ドリンクがコンビニエンスストアに置かれていませんでしたが、販売されるようになりました。コンビニエンスストアで栄養度絵インクとエナジードリンクの置かれている場所が異なり、モンスタエナジーは清涼飲料須のコーナーに、栄養ドリンクは医薬部外品コーナーに置かれているのも特徴です。
エナジードリンクは、タウリンのかわりにモンスターエナジーには、「アルギニン」と呼ばれる成長を助けるアミノ酸が含まれているのか、炭酸が入っているものが多く、後味がすっきりすることも特徴の1つです。
モンスターエナジーは副作用はある?
モンスターエナジーを飲むうえで知っておきたいのが副作用です。モンスターエナジーには以下の副作用があります。
- 太りやすい
- 過剰摂取によるカフェイン中毒
- 空腹時に摂取すると腹痛になることも
モンスターエナジーは、レッドブルに比べてもカロリーが高いです。太りやすいので注意しましょう。
次に空腹時に摂取する際の注意点です。空腹時にモンスターエナジーを摂取するとカフェインが含まれていることもあり、腹痛になる場合があります。モンスターエナジーを摂取する場合は、食後30分前後に飲むとよいでしょう。
カフェインの1日摂取量上限はどれくらい?
最後に、過剰摂取によるカフェイン中毒です。モンスターエナジーのカフェインの摂取量の上限は以下のようになります。
- 健康な人:1度に200㎎以下、1日に400㎎以下
- 妊娠中や授乳中の人:1度に100㎎以下、1日に200㎎以下
妊娠中や授乳中の人は健康な人の半分でカフェイン中毒になる可能性が高いです。カフェイン中毒になると手足のしびれや動悸、腹痛、意識消失や最悪の場合、死に至ることもあります。
モンスターエナジーには1本あたり142㎎のカフェインが含まれていますので、健康な人は1回に1本、1日に2~3本程度にしておきましょう。また、妊娠中や授乳中の人がエナジードリンクを飲むことはカフェイン中毒を引き起こしますので定番の量を1回に1本飲むことは避けましょう。
他のドリンクとのカフェインの差は?
モンスターエナジーは1本あたり142㎎のカフェインが含まれていることが分かりましたが、他のドリンクのカフェインの差はどうなっているのでしょう。以下の4つのカフェイン量を比較します。
- モンスターエナジー(緑)
- レッドブル
- アリナミンV
- キリン ファイア 挽きたて微糖
ドリンク名 | 100㎎のカフェイン含有量 | 1本のカフェイン含有量 |
モンスターエナジー(緑355ml) | 36㎎ | 142㎎ |
レッドブル(250ml) | 30㎎ | 80㎎ |
アリナミンV | 100㎎ | 50㎎ |
キリン ファイア 挽きたて 微糖 | 70㎎ | 129.5㎎ |
栄養ドリンク、コーヒー、エナジードリンクの中で最も1本あたりのカフェイン含有量はモンスターエナジーです。アリナミンVなどの栄養ドリンクは、カフェインよりも他の成分が多く含まれていることが分かります。
モンスターエナジーは、コーヒーよりもカフェインが強いので、眠気は覚めやすいですが、他の飲み物よりもカフェイン中毒に十分気をつける必要があります。
モンスターエナジーレッドブルを比較!カロリーや成分違いはこれ!まとめ
モンスターエナジーとレッドブルを比較した結果は以下の通りです。
- モンスターエナジーはレッドブルよりカロリーが高いが、ダイエットに効果がある高麗人参などの成分が含まれている
- モンスターエナジーは、レッドブルや他の栄養ドリンク、コーヒーよりカフェインん含有量が多い
- エナジードリンクと栄養ドリンクの違いはタウリン(肝臓を助ける働き)の有無
- 栄養ドリンクは医薬部外品、エナジードリンクは清涼飲料水
モンスターエナジーとレッドブルは内容量が違います。モンスターエナジーの方が約80ml多いので、モンスターエナジーは1本飲むとすっきりします。しかし、モンスターエナジーはカフェインやカロリーが多いのでカフェイン中毒などに注意して飲みましょう。