レッドブルは飲みやすく元気が出る飲み物と言われていますが、カフェインを多く含まれているため、危険性が言われることもあります。
今回は、レッドブルを安全に飲むために、レッドブルのカフェイン量や危険性について紹介していきます。
Contents
レッドブルカフェインの量はどれくらい?
この投稿をInstagramで見る
レッドブルのカフェイン量は、100mlあたり30mgです。数字だけみてもカフェイン量が多いのか少ないのか分からないといった人がほとんどです。
レッドブルのカフェイン量をもとに他のドリンクとの比較や危険性を見ていきます。
レッドブルカフェイン量を他のドリンクと比較!
この投稿をInstagramで見る
レッドブルのカフェイン量を他のカフェインが含まれたドリンクと比較していきます。
モンスターエナジー
今日はおうちに帰れないはずなので
翼を授けてもらおう!!#レッドブルエナジードリンク #レッドブル pic.twitter.com/wllzjIMymE— α大トロ君(グラン)日本で一番生命保険に詳しい不動産屋 (@NLUDIJCpb1JRY34) October 5, 2020
モンスターエナジーは、レッドブルと同じく海外製のエナジードリンクです。2002年にアメリカで販売開始され、若者に人気の飲み物となっています。
気になるモンスターエナジーのカフェイン量ですが、モンスターエナジーのカフェイン量は100mlあたり36mgと、レッドブルより6mg多いカフェイン量です。
6mgなら変わらないと思う人もいると思いますが、レッドブルの最も多い内容量は330ml(カフェイン量105.6mg)に対し、モンスターエナジーは500ml(カフェイン量180mg)なんです。
モンスターエナジーはレッドブルよりカフェイン量が多いですので、摂取量に特に注意しなければなりません。
ZONEエナジードリンク
この投稿をInstagramで見る
2つ目は、2020年5月に発売されたサントリーのZONEエナジードリンクです。特徴のあるロゴマークはPS5をイメージしているとか…。eスポーツなどでも活躍している超没入エナジードリンクです。
ZONEエナジードリンクのカフェイン量ですが、100mlあたり15mgと他のカフェインを含むドリンクと比較しても最もカフェインが少ないエナジードリンクです。カフェインが少ない分、炭酸の刺激も少ないドリンクになっています。
ただし、容量が500mlと多く、1本飲むと250mlのレッドブルと変わらないカフェインを摂取することになります。
リポビタンD
この投稿をInstagramで見る
3つ目に紹介するのが大正製薬が発売しているリポビタンDです。栄養ドリンクとして人気も高く、医薬品として販売されています。
リポビタンDを含む栄養ドリンクは、カフェインをそのままドリンクに入れている訳でなく、カフェインの結晶を乾燥させた凝縮したカフェイン(無水カフェイン)を使用しています。
リポビタンDのカフェイン量ですが、100mlあたり50mgとレッドブルよりも多く、内容量も100mlのため、レッドブルの185mlとほとんど変わらないカフェイン量です。
缶コーヒー
この投稿をInstagramで見る
最後にカフェインを多く含むと言われている缶コーヒーです。缶コーヒーはさまざまな種類がありますが、今回は、アサヒ飲料のモーニングショットのカフェイン量を紹介します。モーニングショットのカフェイン量は、100mlあたり約60mgとカフェインの含まれたドリンクの中で最も多いカフェイン量です。
モーニングショットの内容量は185mlですので、カフェイン量が111mg含まれていることになります。このカフェイン量はレッドブルの330mlより少なく、350mlより多いことが分かります。
缶コーヒーに比べるとレッドブルはカフェイン量が少ないことが分かります。
致死量はどれくらい?
カフェイン中毒の致死量はどのくらいなのでしょう。カフェイン中毒の致死量は個人差によりますが6g以上です。
レッドブルで計算すると250ml1本のカフェイン量が75mgですので、80本飲むと死に至ることになります。また、短時間で44本以上飲んでも急性カフェイン中毒で亡くなる可能性があるようです。
1日に何十本も飲むことはよほどでない限りありませんので、レッドブルだけでカフェイン中毒死することはないようです。
過去に死亡した事例あり
しかし、過去には日本でも急性カフェイン中毒で死亡したケースがあります。急性カフェイン中毒で死亡した人のカフェイン量は3gだったようですが、コーヒーやエナジードリンクと同様に眠気覚ましの錠剤を飲んでいたことが分かっています。
仕事が忙しく眠気覚ましに錠剤も併用していたようですが、眠気覚ましの薬にもカフェインが含まれています。
カフェインを多く摂取すると、死に至らなくても胃痛や頭痛など身体の不調を訴えるケースがあります。レッドブルに関しても1日多くても2~3本程度が適切な量だと言えます。
レッドブルのカフェイン量は缶のサイズによって違う?
レッドブルペットボトル形発見! pic.twitter.com/kQpZRN8Itt
— th (@thhiro_0318) June 4, 2013
レッドブルのカフェイン量は缶のサイズによって違うのでしょうか。レッドブルは限定品を除き、現在、限定品を除き主に6種類発売されています。それぞれカフェイン量を紹介していきます。
商品名 | 内容量ml | カフェイン量mg |
レッドブル | 250 | 80 |
レッドブル | 330 | 105.6 |
レッドブル | 355 | 113.6 |
レッドブルシュガーフリー | 185 | 43.2 |
レッドブルホワイト・エディション | 185 | 43.2 |
レッドブルイエロー・エディション | 250 | 80 |
レッドブルのカフェイン量は、どの種類でも100gあたり32mgと変わりません。そのため、レッドブルの1本の量が多ければ多いほど、カフェインを多く摂取することになります。
最も少ないカフェイン量のレッドブルは内容量が185mgでカフェイン量は43.2mg、最も多い量のレットブルは内容量が330mgでカフェイン量が112.6mgと約1.5倍のカフェイン量の差です。
カフェインの摂取量も含めて自分にあったレッドブルを飲むことをおすすめします。
レッドブルカフェインの持続時間は?
レッドブルのカフェインの持続時間や効果に関してはこちらを参考にしてください!
レッドブルの日本版と海外版の違いは?
海外版のレッドブル入手しました(^^)
味は日本版となんら変わらんです(^^;)#エナジードリンク#レッドブル pic.twitter.com/9dG50dUtqt— (株) 宮都機工 社長 (@iwatakadsan) October 10, 2020
レッドブルは、オーストラリアの会社が日本の大塚製薬の経営者のヒントを得て開発した商品ですが、日本版と海外版に違いはあるのでしょうか。
大きさや成分の違いについて紹介します。
外面
レッドブルの日本版と海外版のデザインは同じです。おなじみのブルーとシルバーのデザインで、内容量も250mlと同じ量になります。
パッと見ただけでは日本版も海外版も区別が付きませんが、内容量や成分が日本語版は日本語表記、海外版は英語表記となっています。
成分の違い
次に成分の違いについてですが、海外版のカフェイン量も日本と同じ32mgです。ただし、日本版には微量のビタミンB2が入っています。
また、大きな違いとして海外版にはタウリンが、日本版にはタウリンの代わりにアルギニンが含まれています。
日本版でタウリンが含まれていない理由は、日本ではタウリンが含まれていると医薬品扱いとなり清涼飲料水として発売できないからです。医薬品として発売するには効果が合法に認められているものでなければなりません。
実際に医薬品として発売されている栄養ドリンク(リポビタンD)などにはタウリンが含まれており、効果も実証されています。そのため、日本版のレッドブルはタウリンの代わりにアルギニンで代用しています。
色や味の違い
最後に色や味の違いです。レッドブルはリアルゴールドのような黄色い色のドリンクですが、海外版のレッドブルの方が黄色の色が濃く、甘さが少ないもののようです。
人それぞれ好みはありますが、ぜひ機会がありましたが飲み比べて見てください。
レッドブルにカフェインレスはない?
カフェイン依存が直らない?
そんな時は、【RAIZIN】!!カフェインレスのエナジードリンク!
(尚、私はこれを飲んでもカフェイン依存が直りません) pic.twitter.com/G47ENJLgop— Ruprous Design (@Ruprous) June 9, 2020
レッドブルはカフェインレスは発売されていません。ノンカフェインのエナジードリンクは以下のものがあります。
- RAIZIN(ライジン)シリーズ:大塚製薬
- ENERGIE(エナジエ):ポッカサッポロフード&ビバレッジ
- モンスターエナジーアンリ―デッド(海外のみ)
特にカフェインレスに力を入れているのが、大塚製薬のRAIZINで現在カフェインレスのエナジードリンクを8種類出しています。
日本の販売会社はカフェインレスに力を入れていますが、海外メーカーは、エナジードリンク=カフェインというイメージが強く、日本では海外のようにカフェイン中毒の被害が少ないことから、カフェインレスを販売していないうです。
カフェインのないエナジードリンクを求めるのであれば国産メーカーのエナジードリンクを購入することをおすすめします。
まとめ
レッドブルのカフェイン量やカフェインの致死量、海外製と日本製の違いについて以下のことが分かりました。
- レッドブルのカフェイン量はどの種類でも100mlあたり30mg
- モンスターエナジーや缶コーヒーより100mlのカフェイン量は少ないが内容量によって異なる
- カフェイン中毒の致死量は6g、レッドブル約80本
- カフェインは睡眠薬などにも含まれている
- 日本製と海外製のレッドブルの違いはタウリンの有無で、レッドブルはタウリンを含むと医薬品になるのでタウリンが含まれていない
レッドブルに含まれているカフェインは飲みすぎると危険な飲み物ですが、適度に飲むのであれば問題ありません。
体調によってもカフェインの効果が変わってきますので、体調に合わせてレッドブルを飲むようにしましょう。